50代平社員でも転職できる？ 転職成功率にみる現実と可能性

「50代 平社員だけど、自分にも、転職は可能だろうか…」

「50代の転職は厳しいっていうけど、実際はどうなの？」

と、気になっている人も多いのではないでしょうか。

50代、しかも平社員からの転職は、正直、かなり厳しいです。

とはいえ、50歳を超えてから、転職に成功している人たちがいるのも事実です。

本記事では「50代の転職が、なぜ厳しいのか？」や、「50代から転職したいと思ったら、どうしたらいいの？」という悩みに、わかりやすく、答えていきます。

ぜひ、最後まで、ご覧ください。   

    

50代の転職成功率：男性は5%、女性は10%という現実

「50代からの転職は、厳しい」

と、よく言われます。その現実から、みていきましょう。

厚生労働省「転職入職者の状況」によると、50代の転職成功率は、以下となっています。

男性の転職成功率
　● 50～54歳…6.3%
　● 55～59歳…5.3%

女性の転職成功率
　● 50～54歳…10.4%
　● 55～59歳…9.4%

この数字を高いとみるか、低いとみるかは、人それぞれかと思いますが、

「それなりに、きびしい」

ことは、理解いただけるかと思います。

　

50代 平社員の転職が厳しい理由

なぜ、50代の転職が、厳しいのか？ その理由も、確認しておきましょう。

給料が高い

平社員でも、管理職でも、一般的な日本企業では、年齢とともに、給料もあがっていきます。

雇う側の企業からすれば、「50代=コストがかかる」わけで、

同じような条件の候補者がいれば、「若い人の方が、コストが抑えられる」と、思われてしまいます。

　

扱いにくい（と思われている）

雇う側は、「採用した後、チームがうまくまとまるか」にも、注目しています。

50代の候補者は、

「プライドが高いんじゃないか」とか、

「上司が苦労するんじゃないか」など、気を使われやすい存在でもあります。

　

若手転職者が増えている

転職市場には、50代だけでなく、若い人たちも、数多い。

50代が応募するポストには、30代や、40代も、応募してくるわけです。

採用担当からみれば、

「同じような候補者なら、50代より30代の方が、コストも抑えられるし、将来性もありそうだ」

と思われてしまう。

実力があっても、なかなか転職成功できないのは、こういった理由があるからです。

　

50代 平社員からの転職を成功させるためのポイント

では一体、どうすれば50代からの転職を、成功させることができるのでしょうか？

ここからは、その具体的な方法について、解説していきます。

　

転職条件を明確にする

まずは、転職に求める条件や、その優先順位を決めましょう。

「せっかく転職するのなら、今よりも有名企業で、給与も高くて、肩書もついて…」

などと、虫のいいことは、考えない。

自分のプライドに固執せず、

「自分が本当にやりたい仕事は、何か」を明確にし、

「絶対に譲れない条件」と、「譲っても構わない条件」を、整理していくことが、転職成功につながります。

　

転職市場を理解する

世の中で求められているスキルや、経験は、どのようなものか。

自分には、どのようなスキルや専門性、実務経験があるのか。

それらを見直し、整理しておきましょう。

採用側のニーズと、自分自身の希望が合致して、初めて、転職は成功します。

自分の強みをしっかりと理解し、アピールできるようにしておきましょう。

　

人脈をフル活用する

今まで培ってきた、さまざまな人脈を、今こそ活かしましょう。

知り合いからの転職は、年齢や、給料といった条件面だけでなく、仕事ぶりや実績、人がらなども評価されるため、年齢によるハードルが、ぐっと下がるのです。

実際に、50代の転職に、「知人の紹介」が多いのも、うなづけます。

　

プロの力を借りる

「自分のスキルやキャリアを、うまく言語化できない」

「転職活動に、不安がある」

という人は、プロの力を借りるのがおすすめです。

50代におすすめなのが、ライフシフトラボ。

同世代の専属トレーナーが、あなたの強みや適性を見極め、転職成功まで伴走してくれます。

転職が気になる人は、無料の個別相談会だけでも、参加しておきましょう。

　

　

まとめ

ここまで、「50代平社員でも、転職できる？」「転職を成功させるには、どうしたらいい？」という悩みについて、解説してきました。

正直、50代からの転職は、かなり厳しいです。

でも、だからといって、不可能なわけではなく、実際に50歳を超えてから、転職を成功させている人たちも、たくさんいます。

「転職したい」という気持ちを大切に、しっかりと準備をして、挑戦していくようにしましょう。